綾瀬の歯医者|なるべく神経を抜かないむし歯治療|足立区の新井歯科医院

すべては患者さんのために 当医院はさまざまな取り組みで再治療や悪循環治療からあなたの大切な歯を守ります。arai-dc.net

新井歯科医院(足立区綾瀬)

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足立区綾瀬の歯医者「新井歯科医院」の歯の豆知識

空気の乾燥する冬季、唇の乾燥に悩まされる季節です。唇の荒れを放置することはNG!重症化するとトラブルに発展するケースも見られます。

唇の乾燥

主な疾患と症例など

口唇炎
口周りの湿疹・皮膚炎で、唇に発生したものをいう。皮めくれや亀裂、赤くなるなどの症状がみられ、まだ乾燥症状が唇だけの段階。

口の周りをなめる癖がある子どもに多い。「舌なめずり皮膚炎」も口唇炎の一種。

口角炎
口角部に生じた炎症の総称。口角が赤く腫れてただれる。出血やヒリヒリ感、色素沈着をともなう場合も。

細菌、ウイルス(ヘルペス等)の感染、ビタミンA、ビタミンB群等の摂取不足や、糖尿病、鉄欠乏性貧血などにより発症するケースがある。

皮膚がとても薄い唇には汗腺や皮脂膜がなく、外部刺激から皮膚を守り、水分が逃げないように閉じ込めるといったバリア機能が働かない。そのため、唇は肌以上に乾燥しやすく、荒れやすいために注意が必要。

なぜ唇は荒れやすいの?

荒れやすい原因
話す・食べる・表情を表すなど、日常生活でも動きが多い上、食品や化粧水、紫外線など様々な刺激や体調の変化に影響を受けやすいため荒れやすくなる。


肌のターンオーバー周期は約28日であるが、唇は3~4日。きちんとケアすれば早く治りやすく、放っておけば症状が進行するのが特徴。

荒れやすい人の習慣
・唇をなめるクセがある。
・外気に触れることが多い環境にいることが
多い。
・刺激になる辛い食べ物をよく食べる。
・つい手で皮をむいてしまう。
・唇に押しつけるようにリップクリームを塗るクセがある。
(表面の摩擦で唇を痛めてしまうため)
・エアコンなどで乾燥しやすい場所にいることが多い。

内臓の不調


胃腸が荒れているときなど
唇の乾燥は、胃腸の荒れ、食欲不振などが起きている時に出やすくなる。

また、風邪をひくと体内のビタミンCを始め、様々な栄養素が消耗されやすくなり、その影響で、乾燥することがある。

急激な色の変化に注意
唇は薄い表皮でメラニン色素が少なく、毛細血管が豊富。酸素が低くなった状態の血液はヘモグロビンの濃度が高くなり、黒紫色(ヘモグロビンの色)が唇に現れやすくなる。

急激に唇の色が悪く(黒~紫、黒紫)になるのは、心臓に何らかの負担がかかり、呼吸困難や意識レベルの低下が起きている可能性もあるために要注意!

ストレス
ストレスによって、緊張状態が続くと無意識に唇を舐めて乾燥させてしまう例もある。

予防と改善

保湿と紫外線対策
・ワセリンなどをこまめに塗り保湿を。
特に就寝前にしっかり塗ると効果的。
・冷たい外気に触れる外出時にはマスクの着用を。
・スキーやゴルフなど野外で長時間過ごすときは、保湿だけ
でなく、紫外線防止効果のあるリップクリームなどでのケ
アも忘れずに。

唇の皮むけやひび割れが悪化すると、口唇炎や口角炎になることもあるため、治療効果のある医薬品のリップクリームの使用を。

それでも改善しなかったら
口角炎がなかなか治らなかったり、繰り返したりする場合は、胃腸障害や自己免疫性疾患の可能性がある。

風邪や疲労などから免疫力が低下すると、唇に水疱ができる口唇ヘルペスを発症することがある。口唇炎と症状が似ているが、それぞれ治療薬は異なる。市販薬を誤って使用すると症状が悪化することがあるので、医師に相談を!

こちらもご注意を→ 唇の日焼け