こんにちは、足立区綾瀬の歯医者「新井歯科医院」院長の新井です。
7月に入り、夏が近づいて来たという感じでしょうか。
さて、7月6日は「ワクチンの日」です。
1885年、フランスの細菌学者ルイ・パスツールが狂犬病ワクチンを開発し
接種した日で、ワクチンの大切さを多くの人に知ってもらいたいと
医療機器や試薬などを取り扱う日本ベクトン・ディッキンソン株式会社により
制定されました。
奇しくも現在、新型コロナワクチン開発が切望されています。
現時点(6月22日)で最も開発ステージが進んでいるのは、イギリスのオックスフォード大学とアストラゼネカ社共同によるものでP3試験(最終試験)を実施中、次いで中国のカンシノ社がP2試験、アメリカのモデルナ社もP2試験実施中で7月からP3試験に入るとされています。
一方でアメリカのFDA(食品医薬品局)の元長官であるスコット・ゴットリーブ氏が新型コロナウイルス感染症に対するワクチン開発の重要性について「最初にワクチン開発に成功した国が世界に先駆けて、
その国の経済と世界的な影響力を回復するだろう」と述べていることから、別の意味でワクチン競争となっている向きもあります。
どんな業種にも言えることで、スピードも大事ですが、何よりも国民にとって安全性の高いワクチン開発であることを願いたいですね。
ちなみに、先日私自身「新型コロナウィルス抗体検査」を受けて参りました。
無事陰性でありましたことをここにご報告させて頂きますと共に、今後も引き続き院内衛生管理を徹底し、安心してご来院いただければ幸いです。
今月もよろしくお願いいたします