こんにちは足立区綾瀬の歯医者、新井歯科医院です。
皆さん、唇の日焼けについて気にしたことがありますか?
今回は意外と知られていない、唇の日焼けについてふれてみたいと思います。
紫外線に弱い唇
唇はメラニンが少ない
メラニンの存在により紫外線がブロックされる。メラニンが少ないと、紫外線は唇の奥深くまで到達してしまう。
紫外線ダメージの蓄積で…
唇が日焼けをすると、短期的な症状としてはカサカサしたり、皮がむけたり、ひび割れが発生する。その際のケアを怠ると、唇の加齢が加速してしまう。
唇のシワの量が増え、一つひとつのシワが深くなると、それを支えきれずに横ジワができはじめる。
細かく浅かった横ジワはやがて深くなり、1本の深い線となって目立つようになる。
その横ジワが唇全体の厚みをなくし、しぼんだ薄い唇に。
細かく浅かった横ジワはやがて深くなり、1本の深い線となって目立つようになる。
その横ジワが唇全体の厚みをなくし、しぼんだ薄い唇に。
避けたい行為
皮をむくこと
日焼けをすると唇が乾燥して皮がめくれることがみられるが、手でむいたり、歯で引きちぎらないようにする。
刺激のあるものを食べること
辛い食べ物や、塩分の多い食べ物などは、日焼けした唇には負担になることがあると考えられる。もし食べた場合は、唇に残らないように、食事後に唇を水で洗うとよい。
リップメイク
紫外線を浴びたり日焼けをしたりして荒れた唇には、できるだけ口紅やリップグロスなどのリップメイクは控えるようにする。
リップメイクをする場合は、保湿をしたあとに、色付きのリップクリームを使うことをおすすめします。ただし、忘れずクレンジングで洗い落として、唇に残らないように注意してください。
唇の紫外線対策
通常の日焼け対策を唇にも!
【SPFやPA表示のあるリップクリームを使う】
日焼けを防ぐためには、SPFやPA表示のあるリップクリームの使用を。
紫外線吸収剤が入っていないものを選ぶのがポイント。SPFは30ほどあると良い。
【パウダーファンデーションを少し唇に塗る】
リップメイクをする場合は、リップクリームを塗ったあと、少量のパウダーファンデーションをつけてその上から口紅で色付けしていく。
唇本来の色が消えるため口紅の発色が良くなる。
【帽子や日傘で直射日光を浴びないようにする】
UVカット素材のものは、さらに効果的。
最近では可愛くてお洒落なデザインの日傘が多数販売されていますのでぜひチェックしてくださいね。
持ち運びやすい折り畳みタイプが便利です。
唇の日焼け、対処法
日焼けをしても見た目の変化は少ない唇
乾燥やヒリつき・水ぶくれなどがあった場合は日焼けをしているかも…!以下の方法でケアを行うようにする。
【冷水でクールダウン】
唇がヒリヒリするなと感じたら、まずは冷水でしっかりと冷やす。症状が治まったら、濡れタオルや氷水の入ったビニール袋をあててさらにクールダウンさせる。
【パックで潤いを補給】
唇を冷やしたら、化粧水で潤いを補給する。
その後はリップクリームなどの保湿効果の高いクリームを多めに唇に塗り、ラップをのせて5~10分ほどパックをする。ラップを外して優しくクリームを拭き取った後、もう一度クリームを適量のせたら終了。
紫外線量の多いこの季節、曇りの日でも油断せずにしっかりと対策を行いましょう。