入れ歯治療は、私が歯科医師を目指す原点となったものです。 私は両親が非常に厳しかったせいか、物心ついた頃から優しく接してくれる曾祖母にとても懐いていました。 いわゆる「ひいおばあちゃん子」だった私は、常々「入れ歯が合わない」とつぶやく曾祖母とよく話をしていました。
その際「大きくなったら私の歯を治してちょうだいね」と当時は冗談半分に話していましたが、今振り返れば歯科医師としての自分のルーツとなっていたのだと実感しています。すなわち「入れ歯治療」は私が歯科医師を志したルーツであり、私がしっかりやるべき治療の1つだと考えています。
今使⽤している⼊れ⻭に満足されていますか?
こんなお悩みはありませんか?
・入れ歯の違和感が気になる
・入れ歯による口臭が気になる
・入れ歯が目立って嫌だ
・食べ物が食べにくい
実は、これらを我慢し続けてしまうと、下記のような悪影響を及ぼします。
①入れ歯が合わなくなる
あごの骨に噛む力が伝わらず、あごが痩せこけて入れ歯が合わなくなります。
②周りの歯の寿命を縮める
合わない入れ歯は、健康な歯に負担をかけて寿命を縮めてしまいます。
③口腔ガンの誘因に
口の中の粘膜が「床ずれ」状態になり、悪化すると口腔ガンを引き起こすことがあります。
保険治療内でも、噛みやすい入れ歯を作ります
「保険治療で作った入れ歯は噛めない」と思われていませんか? 噛みやすい入れ歯を作るには、保険治療かどうかはあまり重要ではありません。 入れ歯治療において重要なのは、正確な「型取り」と入れ歯を作った後の「調整」です。 「型取り」と「調整」を丁寧に行うことによって、保険治療内でも噛みやすい入れ歯が作れます。
当院では、入れ歯治療の際にPIPペーストという材料を使用し、入れ歯のどこが歯ぐきや粘膜に当たって痛みが出ているか何度も丁寧に調べて調整します。 それに合わせて細かい調整を行っていくことで、フィットした入れ歯に仕上がります。 実際に当院では保険治療でも噛みやすくフィットした入れ歯をお作りし、多くの患者さまからお喜びの声をいただいております。 今お使いの入れ歯が「痛い」「噛めない」「ガタつく」「外れやすい」など、合わない入れ歯でお悩みの方は、是非ご相談ください。
快適で気づかれにくい、特別な入れ歯もお作りします
保険治療では金具(クラスプ)を使った入れ歯やプラスチック製の入れ歯しか作ることができません。 当医院では金具を使わず自然な見た目の「ノンクラスプデンチャー」や、壊れにくく品質にこだわった「コンフォートデンチャー」や「チタン床デンチャー」も製作しております。自然な見た目や品質重視の入れ歯をご希望の場合も、お気軽にご相談ください。
はずれにくく、痛みを和らげる“品質重視”の⼊れ⻭
「噛みやすい」「外れにくい」「痛みを和らげる」という⽣体⽤シリコーンというクッション材で覆った品質にこだわった⼊れ⻭です。
コンフォートデンチャー
⾦属を使わず目⽴ちにくい⼊れ⻭
⾦属のバネを使わないので⾒た目がよく、患者様から「大きく⼝を開けて笑えるようになった」とお喜びの声をいただいています。
ノンクラスプデンチャー
会話・食事がもっと楽しくなる⼊れ⻭
⼊れ⻭の⼟台が薄いため違和感を感じにくい⼊れ⻭です。冷たい・熱いという温度を感じることができるので、食べ物をこれまで以上に美味しく感じられるので、食事が楽しくなります。
チタン床デンチャー
入れ歯治療の流れ
現在使用中の入れ歯の調整
使用中の入れ歯がある場合は、調整します。
お口の中の検査
お口の中を検査します。
説明
お口がどんな状態なのかをご説明し、治療計画をご案内します。
治療
入れ歯がフィットしやすいように歯の形を一部整え、頬や舌の動きなどを確認しながら丁寧に「型取り」を行います。
入れ歯作製
型取りしたデータをもとに、入れ歯を作ります。
入れ歯の完成
完成した入れ歯を丁寧に「調整」した後、使い方やお手入れの方法をご案内してお渡しします。