虫歯や口臭の予防
舌回し体操
円を描くように舌をグルグルと回すだけでOK。
- ・口を閉じた状態で、歯の表面に舌をあてる。
- ・そのまま歯の表面をなぞるように右回りに20回まわす。
- ・左回りに20回まわす。
最初は2秒で1周、慣れてきたら3秒で1周。
口内環境を清潔に!
虫歯や口臭の原因となる菌を殺菌する。
舌回しをすることにより、唾液腺が刺激され、「唾液」がたくさん出るようになる。
口がすぐ乾いてしまう方や、唾液がネバネバする方は唾液腺が衰えている可能性があるため、オススメ!
小顔効果
ベロ体操
「あっかんべー」をする要領で舌を出し、色々な方向に動かしながらその都度5秒間保つ。
肩の動きも重要で、舌を右側へ動かすなら右肩、左側へ動かすなら左肩を意識して下げるように。こうすることで舌が引っ張られる感覚が強まり、エクササイズの効果をより高いものにすることが可能。また、体の歪み矯正や脳の活性化にも役立つ。
舌骨格を鍛えるエクササイズ
「ほ」の音を発音する時のように思い切り頬をすぼめ、そのままの状態を保ちながら舌で頬を押していく。これを左右5回ずつ行う。
エクササイズをすることで気分がリラックスし、適度に疲れるためぐっすり眠れるようになる。
唾液の分泌量を増やして口臭を防ぐ意味で、朝出かける前に行うのも効果的。
口元の筋肉を鍛える
あいうべ体操
「あ~」「い~」「う~」「べ~」と大きく口を動かす。
それぞれの動作を10秒保つ。
口の周りや口腔内、舌などの筋肉(口腔周囲筋)が鍛えられる。
口呼吸の改善にも繋がる
通常、正しい舌の位置は、舌が上あごのくぼみ(硬口蓋:こうこうがい)にピッタリとくっついている状態。
ところが、舌の筋肉が衰えると舌の位置が下がり、下顎が下がって自然にぽかんと口が開きやすくなってしまう。
注意点
顎関節症の方は控える
口周りの筋肉やあごの動きに負荷がかかるため、普段からあごやその付近に痛みや違和感があったり、音がしたりする場合は控えた方がよい。
自分に合った方法で
普段あまり使われていない筋肉を動かすため、最初からやりすぎると筋肉痛や、口腔内やあごに痛みが発生したりする場合もある。
舌回し体操のデメリットの例
何度も舌回しをして表情筋を酷使し過ぎると負担がかかり、筋肉の動きが定着してしまう。
若返りのためにやっているのに、反対にほうれい線やシワが深く刻まれてしまうことになる場合も。
痛みが出た場合は中止し、治ってから再開を。